エスプレッソマシン初心者のための周辺器具

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はじめに

今回は家庭用エスプレッソマシン初心者のための周辺器具を紹介します。このページを見ていただいている方はわかっていると思いますが、エスプレッソマシンって使えるようになるまで色々な器具が必要ですよね。この記事では必要な器具からあると便利な器具まで含めて紹介しています。

グラインダー

珈琲豆を挽く道具ですね。電動と手動タイプがありますが、エスプレッソ用に使えるものは電動がほとんどです。電動の方が手動式に比べて比較的価格が高くなりますが、その分手間がかかりません。

豆の鮮度を保つためにはグラインダーが必要

豆の状態に比べて挽いた豆は表面積が増えるので酸化が速く進み、鮮度が落ちます。本格的にコーヒーを飲みたいのであれば、珈琲豆は淹れる直前に挽くことをおすすめします。淹れる直前に珈琲豆を挽くためには自宅にグラインダーが必要です。

グラインダーを持っていない場合は極細挽きされた珈琲豆を買ってくることになりますが、それは珈琲豆の酸化をはやめ、鮮度を落とすことになります。

電動だと下で紹介する安いものでも1万円以上しますが、自前で持っていたほうが良いと思います。

エスプレッソ用の極細挽きできるグラインダーが必要

エスプレッソで淹れる時は珈琲豆を極細挽きにする必要がありますが、市販のどのグラインダーでも極細挽きできるわけではありません。極細挽きに対応しているグラインダーにする必要があります。

おすすめはVARIO-E

僕のおすすめはVARIO-Eです。VARIO-Eは電動グラインダーで、BaratzaというアメリカメーカーのOEM品をMelittaが販売しています。

価格が安い

1万円台でエスプレッソ用の極細挽きに対応している数少ない製品です。エスプレッソ用のグラインダーで迷ったらこれにすることをおすすめします。エスプレッソ用の極細挽きからドリップ等の中挽きまで、40段階の幅広い挽き具合に設定できます。

欠点①音がうるさい

挽いている時の音がうるさいです。測定したわけではありませんが、洗濯機の出す音よりうるさいです。挽いている時間は各回1分程度なので、大きな問題にはならないと思いますが、気になる方もいるかもしれません。

欠点②細挽きに時間がかかる

ドリップ用の中挽きの時(16~20番)は20g程度の豆を20~30秒で 挽けますが、エスプレッソ用に極細挽きの時(5~6番)は10~15gの豆で1分ほどかかります。説明書に連続使用時間は1分を超えないでください、と書かれているので少し休ませてから使ったりしています。

手動で極細挽きできるポーレックス コーヒーミル

ちなみに、ポーレックスのコーヒーミルも持ってます。こちらもエスプレッソ用の極細挽きできるみたいです。僕はもっぱら登山時のドリップ用でしか使ったことないのでコメントは控えます。

タンパー

タンパーはフィルターに詰めたコーヒー豆を均一に押し固めるための道具で、エスプレッソの必需品です。

エスプレッソマシン付属タンパーは使いづらい

エスプレッソマシン本体には簡易的なタンパーがついていますがかなり使いづらいので別途に購入することをおすすめします。

デロンギECO310Bの場合はタンパー直径は50mm

タンパーは大きさやデザインも様々なものが売っており迷うところですが、最初はシンプルで安めの下のタンパーで十分でしょう。金属削りだしなので見栄えもなかなか良いと思います。デロンギ『ECO310B』の場合は直径が50mmのタンパーが使えます。58mmの商品も売っているので間違えないように注意が必要です。

デミタスカップ

デミタスカップとは普通のコーヒーカップの半分程度の大きさのカップのことです。エスプレッソを抽出するときの入れ物として使われます。

僕がデミタスカップをおすすめするのは、①雰囲気が出る。②量の管理がしやすい。の2つが挙げられます。日本では馴染みのないデミタスカップですが、一般的にはエスプレッソはデミタスカップに入れます。さらに、シングルで抽出した時の30mlを管理するためには小さいカップの方がわかりやすいです。目盛り付きのカップがあれば別ですが。また、エスプレッソ抽出口とカップ置き場の距離が短いので普段使いのマグカップ等では受けられません。背の低い器で受ける必要があります。デミタスカップはよく海外のお土産屋とかにも売っているのでコレクションするのも楽しそうです。

僕はデザインも良く機能性も良いボダムのダブルウォールグラス80mlにしました。2個セットで2000円きっています。

ピッチャー

スチームミルクを作るためには必須のピッチャーです。鍋でもできなくはありませんが、量の管理、スチームのし易さが違います。ピッチャーであれば特に何でも良いと思っていますが、僕はネット上の評判の良かったラトルウェアのピッチャー360ccにしました。使った感じ、悪くはないです。

温度計

ミルクの温度を測るための温度計です。本当はスタバのようにピッチャーに差し込んでスチームしながら使えるタイプの温度計が良いのですが、ネット上の評判がすこぶる悪いので、ドリップコーヒー用に持っている料理用温度計を使いまわしています。正直使いづらいです。が、温度を測るのは重要なので何か一つ持つことをおすすめします。ドリップコーヒーのお湯の温度測定用にも使えます。

計り

豆の重さを測るための計りです。0.1g単位で測ることができれば何でも良いとは思いますが、僕は下のハリオの計りをおすすめします。この計りはドリップコーヒー用にタイマーもついています。時間を計りながらお湯の量も管理できます。コーヒー好きなら是非持っておきたいアイテムです。

まとめ

今回はエスプレッソマシン初心者のための周辺器具ということで色々なアイテムを紹介しました。エスプレッソマシン初心者の方、これから始めようとしている方の参考になりますように。

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