人生を生きていれば虫歯・歯周病・口臭などで多少は困った経験がある方が多いのではないでしょうか?僕もその一人です。僕は昔は歯磨きが嫌いでした。朝しか歯磨きをしない時期もありました。しかし大学生の時に虫歯でかなり痛い目に遭いました。そこからデンタルケア・予防歯科の重要性に気づき始めました。使っていた道具も最初は歯ブラシのみでしたが、タフトブラシ、デンタルフロス、プラークチェッカーと徐々にアイテムが増えていきました。効果的なデンタルケアをすることで虫歯・歯周病・口臭を減らすことができます。今では歯磨きが楽しくなってきました。昔の僕と同じ辛い思いをする人が世の中から少しでも減るように筆をとりました。?
基本のデンタルケア
- ?歯磨き:歯垢除去の基本
- ?デンタルフロス(歯間ブラシ):歯ブラシが届きづらい歯間の歯垢を取り除く
※歯垢とは歯に付着している細菌の温床のことで、中でもミュータンス菌が虫歯の原因といわれています。
日本人なら少なくとも歯ブラシを使った歯磨きは行う人がほとんどだと思います。僕が両親から教わっていたデンタルケアも歯磨きだけです。学校で指導されたケアも歯磨きだけです。
デンタルフロスについて ~歯間用~
しかしこれを読んでいる人の中にはデンタルフロスを使っていない人がいるかもしれません。もしいらっしゃいましたら早速明日から使うことをおすすめします。特に20代以降は歯茎が後退して歯間が広がるのでおすすめです。初めてデンタルフロスを使うと、歯間にかなりの食べ残しが残っていることに驚きます。慣れない内は出血することもありますが、徐々に慣れてきます。市販されているフロスはワックス付き(滑りが良い)と、ノンワックスタイプの2種類が売られています。初心者の方はワックス付きのものをおすすめします。また、最初は歯科にて指導を受けるといいと思います。一回で使うのは指先から肘くらいの長さです。僕はそれを円になるように結んで使います。基本的に1日に1回、少なくとも1週間に1回は行うようにしています。僕が使っているデンタルフロスがこちら↓になります。
基本的にはこの2つを実施しましょう。しかし、これらを実践していても歯垢が除去できているかはよくわかりません。というか十分にできていないことがほとんどです。個々人の磨き癖によって歯垢の磨き残しがあります。そこで登場するのが『プラークチェッカー』です。
プラークチェッカー ~磨き残しのチェック~
歯に付着している プラーク(=歯垢)を着色するアイテムです。歯垢を染色することで歯磨き後の歯垢の残り具合をチェックできます。そして着色された歯垢をブラシで丁寧に磨いていきます。プラークチェッカーを使うことで、歯垢の磨き残しを減らすことと同時に、自分の歯磨きの癖を把握することができます。癖を把握することでレベルの高いブラッシングが可能になります。小さいころに歯医者さんでやった記憶しかありませんが、プラークチェッカーはゲーム感覚で歯磨きができるようになるので非常におすすめです。
使い方
僕の使い方は綿棒にプラークチェッカーを4滴ほどつけ、歯に直接塗っています。全体に塗ったら1~2回水で口をすすぎます。何度か使うと癖がわかるので磨き残しは減ってきますが、少なくとも1週間に一回は行うようにしています。
注意事項
歯だけでなく、歯ぐき・唇まで染色されてしまいます。そしてなかなかとれません。なので僕は夜、寝る前に行うようにしています。朝起きるときにはさすがに色が流れています。またはガムを噛むととれるようです。外出前やデートの前に使うと色をとるのが大変なので気をつけてください。??
プラークチェッカーを使えば歯垢はかなり落とせるようになります。しかし、通常の歯ブラシでは上手く磨けない、もしくは届かない部分があることに気づきます。そんな時に登場するのが『タフトブラシ』です。
タフトブラシ ~歯ブラシで届かない場所用~
タフトブラシは細く尖った毛先をもったブラシで、通常の歯ブラシでは届かない部分を磨くために使います。特に歯並びの悪い部分、奥歯の奥などです。僕の場合、一番役立っている箇所は一番奥の歯とその手前の歯の間です。?これで大部分の歯垢を除去できるようになるかと思います。
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まとめ
効果的なデンタルケアを行うためにプラークチェッカーを使いましょう。プラークチェッカーで染色し、後は歯ブラシ・タフトブラシ・デンタルフロスを使ってゲーム感覚で歯垢を除去します。これらのセルフケアを徹底しましょう。後は定期的な歯科検診に通いましょう。歯垢などが固まった歯石は歯磨きだけでは除去できません。