マカオとは
皆さんご存知かと思いますが中国の特別行政区の1つで、1999年までポルトガル領だったため中国やポルトガル文化が入り混じっているユニークな地域です。
多くの人がマカオの名前を聞くのはカジノかもしれません。実際に今でも多くのホテルでカジノ運営がされており、東洋のラスベガスとも言われています。一方で観光地としても有名で30も世界遺産があります。
マカオの4エリアとは?
マカオは大別すると4つのエリアに分けられます。
エリア毎の特徴を把握しておくと観光する場所の決定や宿泊するホテル選びに役立ちますので是非把握しておきましょう。
4つのエリアの簡易図
まずは簡略化した図を乗せておきます。4つのエリアを赤丸で囲っています。北からマカオ半島、タイパ島、コタイ、コロアン島となっています。次は各エリアの特徴を紹介していきます。
ちなみに、マカオは北から南まで直線距離にしても約12kmしかなく、面積を比較すると東京の世田谷区より小さく、板橋区と同じくらいの面積しかありません。狭い面積ですが、フェリーターミナルが2つ、空港が1つあります。
マカオ半島
マカオに2つあるフェリーターミナルの片方があるため、香港から移動する人の半数くらいが最初に踏み入れるエリアです。
マカオの世界遺産30が全てある観光エリア
マカオに30あるユネスコ世界遺産のすべてがこのマカオ半島の南西部にあります。マカオ歴史地区として22の歴史的建造物と8つの広場が登録されています。そのため観光の中心はこのエリアになります。有名なものですとセナド広場、聖ポール天主堂跡があります。狭い範囲に世界遺産が密集しているので歩いて回れます。
マカオタワー
他にもランドマークでもあるマカオタワーがあります。マカオタワーでは展望台に登るだけでなく、展望台からのアクティビティが楽しめます。
ホテル
このエリアはマカオの中ではホテルがたくさんあります。リスボア、ウィンを始めとするカジノホテルも多く、宿泊地としても多くの観光客が利用します。ただし後述するコタイエリアと比べて歴史があるため、古いホテルが多いです。その分価格の安いホテルが多くあります。
下の写真はカジノホテルの一例ですが、リスボアのカジノ入り口です。

タイパ島
タイパ島はポルトガル人の別荘地だったそうです。タイパハウスミュージアムというかつての別荘を利用した施設や、タイパビレッジという飲食店が並んだグルメストリートがあります。
ちなみにこのエリアにはホテルは少ないです。
コタイ
コタイは天然島であるタイパ島とコロアン島の間の埋立地です。両方の島の頭の文字を組み合わせて命名されています。2000年前後から大規模な総合リゾート(IR)が開発されており、規模としてはラスベガスと匹敵するほどです。
豪華なホテル郡
コタイエリアの一番の特徴はIRです。ラスベガスのメインストリートであるストリップに倣ったコタイストリップと呼ばれるメインストリートを中心に豪華絢爛なカジノホテル郡が軒を連ねています。ベネチアン、スタジオシティ、ギャラクシー、ウィン、などなど。最近ではMGM系列のホテルも完成しました。一つ一つのホテルが豪華すぎて説明しきれないです。
下の写真はウィン・パレスから見た当時建設中のMGMです。外観だけでも豪華さが伝わるかと思います。

カップルにおすすめ
コタイエリアはカップルにおすすめです。理由は主に2つあります。
施設がきれい
建設時期が最近のホテルが多いので比較的施設がきれいです。
夜景がきれい
下の写真はコタイエリアの中でも比較的新しく出来たパリジャンというパリをテーマにしたカジノホテルですが、正面にエッフェル塔の模型があり、夜はネオンが輝いておりとてもきれいです。他のホテルもキラキラ輝いており夜景めぐりだけでも楽しめます。

コロアン島
かつての漁村のなごりからかのんびりしたリゾート的な雰囲気です。マカオ半島やコタイエリアの喧騒とはかけ離れており、ゆったり過ごしたい人におすすめのエリアです。
カジノがないのでファミリー向け
このエリアにはカジノホテルがなく数軒のリゾートホテルしかないので落ち着いています。コタイエリアまでは車で10分くらいの距離です。また、ホテルによってはシャトルバスが出ています。
ハクサビーチ
島の南側にハクサビーチがあるためリゾート気分を楽しめます。ただ、僕が行った時はそんなに海はきれいじゃなかったです。
エッグタルトで有名なロード・ストウズ・ベーカリーがある
マカオで有名なエッグタルトのロード・ストウズ・ベーカリー(Lord Stow’s Bakery)はコロアンビレッジにあります。今はコタイエリアのベネチアンのショッピングモールにもあります。
まとめ
この記事ではマカオの4エリアについて紹介しました。この4エリアの特徴を把握しておくと観光コース、宿泊ホテルの予約に役立ちます。
マカオへの行き方はこちらを参照ください。
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