一眼を使ったタイムラプス撮影方法

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まずはじめに

自分用のタイムラプス撮影方法のまとめを作りました。タイムラプス撮影全般に関わる手順、設定、ノウハウをまとめておきます。あくまで僕のやり方であって必ずしも正解ではないのでご注意ください。

使用している機材について

それ以外の機材も含めて僕が実際に使用している機材についてこちらを参照ください。

場所選び

良い構図が得られる場所を探す

まずは撮影場所の話からです。撮影場所はタイムラプス動画にしておもしろそうなテーマ、構図が映る場所なら極論どこでも良いのですが、水平線から昇る太陽が撮りたいとか、朝焼けと東京タワーを一緒に撮りたいとか、鳥居の間から登る太陽が撮りたいとか、構図に希望がある場合は入念に場所を探す(いわゆるロケーション・ハンティング=略してロケハンする)必要があります。

どういった場所がタイムラプス動画映えするかを知ることはセンスによる部分が大きいとは思いますが、他の人の作例を見てまずは真似してみるところから初めたり、やりようは色々あります。

また、言わずもがなですが、天候は運次第なので、雲一つない青空が撮りたい、とか逆に適度な曇りが良いとなると場所と合わせて何度も撮影する必要があります。

撮影可能な場所か?

当然のことですが、撮影可能な場所で撮影します。撮影が禁止されている場所、立ち入り禁止されている場所などは論外です。

構図の決定について

ここからは撮影場所に到着した後、構図を決定する時のことを記載していきます。

構図の決定に関しては理解が乏しいため言語化が難しく、被写体を最も魅力的に画面に収められる構図にするべき、としか言えませんが、自分なりのポイントをいくつか記載しておきます。

カメラ(と三脚)の設置の注意事項

構図を決める時に一緒に考えることがカメラの設置場所です。タイムラプス撮影の多くの場合に三脚を使うので三脚の設置場所と考えます。カメラ(+三脚)の設置場所として気をつけるポイントをまとめておきます。撮影可である、邪魔にならない、安全が確保されているといった撮影マナーに関する一般的な話は割愛し、タイムラプス撮影としてのポイントのみを記載します。

  • 三脚を長時間置いても良い場所か?

撮影マナーにも通ずる話ですが、静止画だけの撮影と違ってタイムラプス撮影は撮影開始するとカメラを動かせないのでいつもより心配した方が良いです。撮影可能な場所であっても通行人や他の人の邪魔にならないか?いつもより気を使いましょう。

  • 撮影中にカメラがぶれないか?

数時間に及ぶ撮影時間の間。カメラ及び三脚が動かない場所かどうか?という話です。安定した地面であればよいのですが、例えば橋や歩道橋などは車の振動等で揺れます。この揺れが撮影画像の揺れにつながるので避けたいです。

カメラのブレと重複しますが、風にも注意が必要です。強い風が吹くとカメラがぶれたり、場合によっては三脚が倒れることがあります。

基本的な対策としては三脚は極力足を伸ばさない、三脚におもりをつける等があります。おもりはペットボトル等でも良いので三脚にぶらさげるようにしています。

画角

レンズの画角(焦点距離)は広角(35mm換算で~24mmまで)の方が使いやすいと思います。

撮影意図によっては中?望遠よりのレンズもありだと思いますが上級者向けです。あまり経験がないので

結露

朝方や夜間などカメラ付近に急激な温度変化が発生すると結露が起こることがあります。結露が発生すると画面に露が見えてしまいせっかくの撮影が台無しになることがあります。また、機材の故障等のトラブルのもとになるので気をつけています。

結露対策としてはレンズヒーターがあります。多くのレンズヒーターはモバイルバッテリーから給電しながらレンズに巻きつけて使用します。

カメラ設定から撮影開始まで

構図が決まり、カメラを固定したら次はカメラ設定を行い撮影を開始します。

カメラの設定

環境によって設定が異なるので場合分けして順次追記していこうと思います。撮影中に明るさが変化するしないによって大別されます。明るさが変化しない場合は通常の静止画撮影とほぼ同じ設定でタイムラプス撮影も行うことができます。

また、カメラ設定はメーカや機種によって言葉や設定メニューが異なるかと思います。ここでは僕が使用しているNikon Z 6の場合で記載しています。

日中

準備中

夜間

準備中

朝焼け、夕焼け

日中~夕方~夜間~朝方

準備

電源について

出来れば外部電源(モバイルバッテリー等)から給電するようにします。数時間も撮影する場合はバッテリーだけでは電池がなくなります。1~2時間程度の短い撮影でも一眼レフ機ならまだ電池もちは良いのですが、ミラーレスは比較的電池持ちが悪く不安があります。寒い環境ではリチウムイオンバッテリーの放電特性が悪くなるので冬は特に注意が必要です。

僕は機材紹介の方に記載したCASE RELAY、EP-5B、モバイルバッテリーを組み合わせて使用しています。

実際の手順

実際の手順はカメラ設定→テスト撮影と設定調整→インターバルタイマー撮影開始となります。

僕自身のメモも兼ねて、どんな調整をしているかなど記載しておきます。

テスト撮影と設定調整

一通りカメラ設定を行ったら静止画でテスト撮影を行います。通常の方法でシャッターを切り、撮影画像を見て条件の微調整を行います。

何を確認して何を調整するかは項目毎に後述します。

構図

撮影画像を見て構図の最終確認をします。被写体の時間経過に伴う動きを捉えられるかなどをイメージします。

縦横比にも注意が必要です。初期設定ではカメラで撮った画像は縦横比が3:2ですが、YOUTUBE動画にするときは縦横比が16:9になるのでトリミングを行うことも想定しておきます。

ピント

撮影画像を拡大してピントがあっているか確認します。

ピント合わせをしたらマスキングテープ等でピントリンク、ズームリングを固定しておくと良いでしょう。オートフォーカス機能を使った場合はかならず切っておきます。

シャッタースピード(SS)

SSが遅いと動くもの(太陽、星、車、飛行機などの動体)の画像が流れます。撮影意図に合わせて調整する必要があります。他にも影響を考えたほう良い事項があります。

  • 撮影画像内の動き
  • 撮影間隔への影響

絞り

僕は開放から少し絞ったf/2.8~11に設定しますが、影響を考えておいた方が良いことがいくつかあります。

  • レンズによっておいしいF値が異なる
  • ISO感度、シャッタースピードへの影響

ISO感度

ノイズを少なくするにはできるだけISO感度を上げない方が良いのですが、暗い時の撮影ではカメラボディによって画質が耐えられるISO感度が異なります。Z 6の場合は6400~12800くらいは多くの鑑賞者が気にならないレベルのようです。

露出

ここまでの設定を踏まえて撮影画像のヒストグラムを確認して十分な露出が得られているか確認します。白飛び、黒飛びも一緒に確認します。僕はRAW現像することを前提にアンダー気味(暗め)に撮るようにしています。

上述のカメラ設定であれば基本的にカメラまかせで明るさに追従してくれます。(日の出のタイムラプス撮影では暗い環境から明るい環境に変わるので、カメラ側で自動的に時間と共にシャッタースピードを早く、ISO感度を下げていく)

撮影中に気をつけること

撮影中はやることがほとんどなくなりますが、一応列記しておきます。

  • 機材を見守る

風等で機材が倒れる可能性もあります。また、緊急時にいつでも撤去できるように私有地でもない限りは必ず機材の近くにいてください。

  • 撮影画像のチェック

撮影中も露光動作に入っていなければ再生ボタンから撮影画像が確認できます。撮影の序盤であればまだ撮り直しできるかもしれないので序盤ほど入念に確認すべきです。画像を確認していてもインターバルタイマー撮影機能を使っていれば撮影は継続されるので安心してください。

  • 社会に迷惑をかけていないかチェック
  • 暇つぶし

かなり時間に余裕ができるので暇つぶし方法を考えておいた方が良いです。別途まとめておく予定です。

撮影後に気をつけること

撮影が終了したら周囲の環境を整え、来たときよりもきれいにして、忘れ物がないか再確認してから帰ります。

お疲れさまでした。

まとめ

僕なりのタイムラプス撮影の手順をまとめました。このページを見て撮影すれば成功するようにしていきたいので、意見やアドバイスありましたら教えて下さい。